低燃費住宅はエネルギーパスで家の燃費性能を全棟可視化しています

EU全土で義務化されている「家の燃費」を表示する証明書

日本では、ほとんど聞くことのない「エネルギーパス」という言葉。
エネルギーパスとは、EU全土で義務化されている「家の燃費」を表示する証明書のこと。
EUでは一年間を通して快適な室内温度を保つため為に必要なエネルギー量がエネルギーパスに明示されています。
床面積1m2あたり○○kW時必要という形で数値化されており、誰でも簡単に家の燃費を確認する事ができます。

例えば、30kW時/m2の燃費性能をもつ床面積100m2の家の場合、一年間で必要な冷暖房エネルギーは3000kW時です。この家のエネルギーを全て灯油で賄う場合は一年間で300Lの灯油が必要です。(10kW時の電気は1Lの灯油と同じエネルギー)

住宅先進国のドイツでは、40年以上前から当たり前のように住宅の燃費性能チェックが行われてきました。
1977年(第一次オイルショック)以降、家の燃費計算をしなければ住宅の確認申請が下りなくなりました。
さらに、2002年には家の建築・売買・貸借時にエネルギーパスを求められたら、表示しなくてはならないことがドイツ国土交通省によって義務づけられました。
ちなみにEUでは、2008年からすべての国で義務化されています。
日本では、一般社団法人日本エネルギーパス協会が唯一発行しています。

 

 

「エネルギーパス」とは、家の燃費計算書です。

周囲の気象条件や風の流れ、周辺建築物の高さ、使用している材料などからあなたの家が1年間で「冷房」「暖房」「換気」「給湯」「照明」にどのくらいのエネルギー量が必要かを算出して、年間の光熱費までも明示される仕組みです。
エネルギーパスを用いて燃費計算を行うことで、リフォーム時には家の問題点を修正することが出来るというメリットもあるのです。

車よりも遥かに重要な、家の燃費。
今、車や家電には必ず「燃費表示」がされています。
燃費の良いエコカーや電化製品は飛ぶように売れています。
あなたも車を選ぶときには燃費が気になるはずです。
ではなぜ、一番高い買い物である「家」については燃費の確認をしないのでしょうか?
これは住宅業界としての意識欠如であり、大きな問題です。
あなたが買おうとしている工務店や住宅メーカーの担当に質問をして下さい。
「私が買う家の燃費は?」
それが答えられない住宅メーカーから家を買うのはとても「危険」なことかもしれません。

ここで誤解のないように説明します。
「光熱費が年間10万円です。」という回答は燃費でなく年間光熱費のことを言っています。
これは、自動車に例えると「一ヶ月に1万円くらいのガソリン代」と言っているのと同じ。
一ヶ月にどのくらいの距離を走ったかが重要ですし、燃費がいいかどうか公平な判断は出来ません。
同じ一ヶ月1万円でも、100㎞走ったのと300㎞走ったのとでは、燃費は全然違います。
年間を通じて快適に過ごした光熱費が10万円だったのか。
それとも、暑さや寒さを我慢してギリギリまで節約をした結果10万円なのか。
共通の条件のもと、公平に評価をしないと低燃費かどうかを測ることは出来ません。
その為の共通の「ものさし」として、「エネルギーパス」は開発されたのです。

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