暮らしやすさを詰め込んだ家(愛知県・高浜市)

三州⽡で有名な⾼浜市。
窯業が盛んで近所を散歩していると⽴派な⻤⽡も⾒られる⽡⼯場が集まります。
敷地は東側が共⽤道路に接する、やや広々とした⼟地ですが、北、⻄、南の三⽅向には既に⼾建住居が建っており、⽬線が気になる⽴地です。
⽬線を避けつつ⽇射取得も考慮するために、開⼝部は南側に集中させ、他の3⽅位は必要最低限としました。
南側には、1Fは⼤開⼝の窓を2枚並べ、2階のバルコニーからも明かりが漏れる開放的なリビングが、2階は3⼈分の⼦ども部屋を並べ、それぞれ明るい環境で過ごすことができます 。
建物の顔となる東⾯には建物に⾷い込むように2階バルコニーを設け、視線もカットしつつ、スタイリッシュな印象を与えます。
⽞関へのアプローチは道路から緩やかなカーブを描くコンクリートで仕上げ、コンクリートの打っていない場所には地域の⽡を再利⽤した⾚⽡の砕⽯を敷きました。
⾚茶⾊のグラウンドが真っ⽩な建物をいっそう引き⽴てます。
家族⽞関のホールは買い物の荷物を置ける広々空間。
脱⾐所の前室にも⼀帖のクローゼット、2Fにも⼤容量のウォークスルークローゼットがあり、バルコニーで⼲した洗濯物をそのまま収納できるという、家事動線を重要視した間取り構成です。


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