こだわり建材その5_外付けブラインド

ドイツ製の外部ブラインドが夏の日差しによる室内の温度上昇を防ぎます。

構造的に室内の温度が外気温に左右されにくい建物にする省エネ住宅の考え方(パッシブデザイン)には「高断熱」という機能は不可欠です。
そして、より少ないエネルギーで室温を快適に保ち、建物の省エネ化を図るために、最も重要なポイントの一つが「窓」。
夏は直射日光の熱を遮断して室温上昇を抑え、冬はそれを取り込むことで冷暖房費の大幅な節約につながります。
外付けブラインドは、日射エネルギーの透過率が低く、約80%の熱を窓の外で遮断します。

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屋外設置のため、窓とブラインド間の空気が常に入れ換えられるので熱が蓄積しにくく、遮熱性が高まります。
これに対して、室内ブラインドは窓とブラインドやカーテンの間で温まった熱が溜まり、照り返し効果で温室効果が生じて室温上昇につながるのです。
外付けブラインドは、ドイツにおいて既にスタンダードな日射対策です。

夏は温室効果の高い強烈な日差しを遮り、冬は日差しを取り込むことで省エネで快適な暮らしを実現する外付けブラインドは、日本古来の「よしず」や「すだれ」にも似た仕組みで、私たちの住む日本の気候風土に合った合理的な日除けなのです。

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