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空気がおいしい家
当たり前にあった”ノイズ”を取り除くことで、家づくりの新しい価値を感じていただけます。
一般的にノイズと言えば雑音を意味します。
例えば、映画館で隣の席に座ったヒトの話し声などがそうです。
映画を観る上でこのような雑音は不快で必要のないものとなります。
低燃費住宅は住居での暮らしにおいて「不快と感じるもの=ノイズ」と定義し、家づくりにおいてノイズを除去することに拘りました。
自然素材と国産無垢材を使用し、湿度を調湿する構造でカビや建材によるアレルギーリスクを大幅にカットしています。
また、特殊なサッシと内と外のW断熱の性能により、防音性も抜群です。
シロアリや地震にも強い腐食しない特殊な柱を使用し、倒壊の不安を感じません。
シックハウス対策とは自然素材を使えば大丈夫といった単純なものではありません。
ホルムアルデヒド等の室内の化学物質対策に加え、臭気対策、カビやダニ等のアレルゲン対策、室内二酸化炭素濃度や温度・湿度まで考慮して初めてシックハウス対策と呼ぶことが出来ます。
化学物質対策は当たり前、温度・湿度を適切に制御してこそ初めて健康住宅と呼べる住まいになります。
「冷えは万病のもと」という言葉をご存知の方も多いと思います。
病気を抱えている人は大抵の場合、体が冷えています。
日本で古くから存在した東洋医学には「未病」という言葉があり、放っておくと病気になりそうな状態の事を指します。
「冷え=未病」であり、そのままでは深刻な病気を引き起こしてしまう状態と考えられていました。
未病を改善するためには、特に日々の生活の中で体を冷やさない工夫が必要とされています。
低燃費住宅の様な冷暖房を極力必要としない「温熱環境に優れた住まい」は、体から極力熱を奪わない、健康で快適に過ごすための健康住宅なのです。
健康住宅としてはシックハウス対策以上に深刻、それは「家の中の温度差」による健康被害。
「ヒートショック」と呼ばれるものです。
例えば、脳卒中や心疾患等の血管系の病気で亡くなる人は約28%。
その原因として最近注目されているのが家の中の温度差なのです。
特に寒い冬場浴室やトイレ等で亡くなった方の多くは家の中の温度差によるヒートショックによって血管系の疾患を起こしている事は、かなり以前から大学の専門家などから警笛を鳴らされていました。
断熱・気密性能の悪い家は家全体を温めることに大変なエネルギーが必要なため、住人は自分の居る部屋だけを温めてしまいます。
故に、玄関や浴室などとリビング等の居室に温度差が発生し、ヒートショックの起きる危険な環境が出来上がります。
「温度のバリアフリー」は健康住宅の絶対条件だったのです。
さらに、お子様のアレルギーも温度バリアフリーで改善されるかもしれません。
近畿大学の岩前 篤 教授によると、断熱性能を3、4等級、さらにそれ以上と向上させていくと、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等の症状が右肩上がりに改善していくといった調査報告が発表されています。
室内温度が一定になる事で、基本的な体力が失われにくくなると、病気の発生率が下がると考えられています。
「温度のバリアフリー」 は高齢者だけでなく、小さなお子様にとっても健康住宅の絶対条件と言えます。
住まいは薬や医療器具の類ではないので、必ず病気を治せるとは断言できません。
とはいえ、不快な温度差やカビ・ダニ等のアレルゲンの排除等の様々な体へのストレスを軽減させる工夫をされた家は健康な身体づくりに対してプラスに働くことは明らかです。
ですから、建物を健康仕様にする意味と意義は十分にあります。