要素その6_低燃費で100年長持ちする住宅が実現。

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あなたは日本の家の寿命を知っていますか?
日本で戦後に建てられた木造住宅の寿命は約30年。
国土交通省の統計データでは、更に短く26年とされています。
さまざまな統計データがありますが、おおむね30年程度で建て替えられているのが一般的なようです。
これを世界基準で見ていくと、どうでしょうか?

アメリカ・・・60年
ドイツ ・・・80年
イギリス・・・100年

どこも日本の2倍以上の住宅寿命です。
ちなみに、低燃費住宅のルーツとなっているドイツは80年となっていますが
これは第二次世界大戦で大半が焼失してしまったからで、実際には築数百年の建物が今でも現役でゴロゴロしています。
さて、なぜ日本の家だけこんなにも寿命が短いのでしょうか?
一言で言うと、高温多湿な環境の影響で「家が腐る」からです。
多くの場合、壁の中の結露が原因で家が腐り、30年しか持たない家になっているのです。
何度も申し上げますが、

この結露対策をしっかりと行える工務店やハウスメーカーはほとんど存在しません。

デザインやコストダウン等の、目先のことばかり目が行ってしまい、壁の中の温度や湿度を真剣に考えている、本物の造り手は皆無に等しい現状なのです。
世界的に見ても稀なほど、高温多湿な環境を持つ日本で100年以上の耐久性を持つ低燃費住宅を造ろうと考えれば、どうしても手間とコストは掛かります。
安さだけを追い求める、ローコスト住宅メーカー。
安い材料を用い、技術の未熟な職人たちに短期間の施工なら、家を建てるのも簡単でしょう。
その結果、30年も持たない家が日本中にはびこってしまうのです。
35年の住宅ローンを払い終わる前に、家の寿命が来ることは不幸なことです。
ココをご覧頂いているあなたには、目先の値段で家を選ばないで頂きたいのです。
家はあなたの一生で最も高価な買い物です。
35年ローンで購入した家なのに、30年で建て替えるという日本の住宅市場の現実を冷静に考えてみて下さい。
あなたが人生で2回、子供が同じように2回家を建てる。
二世代で家を4回建てる必要はありません。
本来なら、家づくりは1回で済むのです。
メンテナンス費用を併せて二世代で約1億円の投資をするか。
それとも、十分な初期投資で100年以上の長寿命住宅を子供の世代に残すか。
もう、お分かりですね。
子供の世代に負の遺産ではなく、価値ある財産を残して下さい。
目先のコストだけを考え、安かろう悪かろうの選択をすることは絶対に避けて下さい。
新築時に少しだけ頑張って、ドイツの家並みに長持ちする高性能住宅を建てておけば、健康で快適な暮らしと子供の世代にも遺せる大きな財産を手に入れることが出来ます。

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