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イギリスの家の暖房は!

こんばんは!ルークです♪(´ε` )

こちらの写真は私が18年前にイギリスで暮らしていた
ロンドン北部にある家です。
オーナーはインド人の弁護士で、とても優しい人でした。
表からは想像もつかないほど裏庭は広く、
芝生が敷き詰められていて、とても綺麗に手入れされています。
写真を見ていると懐かしさがこみ上げてきます。

さて、イギリスの暖房といえば,ご存知、セントラルヒーティングです。
もちろん、この家もセントラルヒーティングです。

まず,肝心のボイラーは温水タンクから水をひいて,
暖めてセントラルヒーティングに熱した水を送ります.

その熱い温水はリビングをとおり,その後,他の部屋に廻ります。
各部屋にはバルブがついており,暖めたくない部屋は
バルブを閉めることができます.
全室に送られた温水はやがて冷めてタンクに戻ります.

リビングには室温調節器がついており,指定の温度以上になると
自動的にボイラーが止まります.

また,温水タンクは生活温水もかねており,シャワー,洗濯,食洗などに使われ,
使われた分だけ補給水が温水タンクに入ります.

私が住んでいた家には、18畳くらいの広さの洗濯専用室がありました。
そこには洗濯機のほか、洗濯物を干すスタンドがいくつか置いてあり、
セントラルヒーティングの熱を利用して、洗濯物を乾かしていました。

セントラルヒーティングの特長は、何と言っても室内の空気を汚さないことです。
クリーンな暖房器具です。

そして、暖かい風を送るのではなく、オイルヒーターのように
温水が通るパイプの周囲の空気をじんわりと室内を温めていく方式なので
とても優しい暖房装置と言えます。

でも、セントラルヒーティングの暖房能力を効果的に活かすには
家の断熱、気密性能が重要となります。

日本の家のように室内の熱が外気に逃げやすく、
外の冷気が室内にす〜っと入ってくる家では
セントラルヒーティングの機能を十分に活かすことはできません。

もし、そのような家にセントラルヒーティングを入れていると、
ガスボイラーは常にガンガン火を焚いて水を熱くして家中に
送り出さなければなりません。
そうすると、ガス代がバカになりません。

日本で昔、セントラルヒーティングを新築のときに
設置するのが一時期流行った時期があります。
しかし、セントラルヒーティングでは
日本の寒い家を十分に暖めることができず、
それ以来名前を聞くことがなくなりました (☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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