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9.142015
トリプルガラス樹脂サッシ
低燃費住宅では、ドイツ製トリプルガラス樹脂サッシを標準で採用しています。
その性能は驚きのU値(※1)0.78W/ ㎡・K。
日本のメーカーが製造する最高性能サッシの約2倍です。
しかも、ドイツの「パッシブハウス」研究所(※2)認定のサッシです。
高性能な住宅を建てる上で、窓は住宅の中で断熱・気密・遮音に最も弱い部分です。
建物全体の熱損失でみた場合、全体の40%が窓からの熱損失と言われています。
そのため、窓の断熱性能が低い家では、壁の断熱材をいくら増やしても、それに見合った効率の良い冷暖房効果は得られません。
窓の断熱性能を向上させることは「建物全体の断熱性能を向上させる」上で費用対効果に優れた部分なのです。
※1「U値」とは、部材の熱の伝わりやすさを示す数値で、数値が低いほど断熱性能が高い。
※2「パッシブハウス」とは、ドイツや北欧で実用化されている高性能な省エネルギーの建物のこと
樹脂サッシはヨーロッパで生まれ、高い断熱性能を誇る高性能サッシです。
日本でも最近は樹脂サッシが少しずつ普及してきましたが、日本最新の高性能樹脂サッシと本場ヨーロッパ製の高性能樹脂サッシを比較すると、その圧倒的な性能差に驚きを隠せません。
たとえば、日本国内での最新の樹脂サッシ性能は省エネ建築先進国ドイツでは、断熱性能の基準を満たさず住宅の建築時に使用できません。
ドイツ等の環境先進国に比べ、日本の住宅がエネルギー消費率が高い理由。
それは窓の性能が著しく劣っているからです。
住宅の熱損失に占める割合の1位は、壁でも屋根でもなく「窓」なのです。