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2.152015
発電する1キロワットと節約する1キロワットは同じ価値
皆様は、エコカーに乗られていますか?
1リットルのガソリンで、1メートルでもより長く走れるよう
燃費を下げるために部品ひとつにまで見直されているのが、今の自動車業界ですよね。
エコカーは一般的な車よりも高価です。
しかし、それでも購入するのは、エコカーのほうが得だからですよね。
住宅は最もエネルギーがかかる分野ということご存知ですか?
エネルギーの消費を節約するということは、エネルギーを生み出すことと同じです。
1キロワットを生み出すのと1キロワットを節約するのとは
同じ価値を持っていることに気づいて下さい。
日本は1年間で27兆円分の化石燃料を海外から買い、それを1年で使い切っています。
今、住宅は1世帯あたり年間約30万円の光熱費を使っています。
現在日本の世帯数は、約5,200万世帯
5,200万世帯×30万円=15兆6000億円/年間
家庭で1年間に15兆6000億円分もの光熱費を使っていることになります。
海外から買っている化石燃料の半分以上を、家庭の光熱費として使っているのです。
エコを考えるなら、家を見直すのが一番ということ、おわかりいただけましたか?
エコ住宅 最近耳にする機会も増えて来ていますが、
言葉だけで、自動車業界のように真剣に取り組まれていないのが実情です。
車の燃費はカタログに載っていますが、家の燃費はわからないですよね?
環境先進国ドイツでは、すでに 家の燃費表示が義務となっています。
エネルギーコストの削減を真剣に取り組むには、基準となるモノサシが必要です。
燃費性能が、各家毎に判る事によって、
エネルギーコスト削減の競争が生まれます。様々な、技術革新がドイツではすでになされています。
言葉だけのエコはもう卒業です。