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3.292017
もしも家に直径50センチの穴が開いていたら?
こんにちは、ルークです♪(´ε` )
今回は気密のお話です。
家の壁にもし直径50センチの穴がぽっかりと開いていたら
どうでしょうか?
ハエ、蚊はもちろんのこと鳥さえも室内に迷い込んでくるでしょう。
ましてや花粉、チリ、埃などを遮ることは到底無理です。
直径50センチの穴なんて普通の家には開いてない、
と思うかもしれません。
ところが、窓のサッシの隙間、壁の中の板と板の隙間など
あらゆる隙間を全部足していくと、直径50センチの穴と
同等の面積の隙間が普通の家にはあるのです。
だから、冬は暖房をつけていても、
隙間から冷たい空気が入ってくるので
一般の住宅は寒いのです。
また、細かい砂埃や花粉が隙間から家の中に入ってきます。
交通量の多い道路に面していると、
毎日のように砂埃が巻き上げられて
家の中に入り込んできます。
昨日掃除したばかりなのに、もう埃が溜まっているということが
ありませんか?
床が細かい砂でざらざらしているというようなことがありませんか?
これは気密性が低いからこのようなことが起きるんですね!
それでは、この隙間が直径5センチの隙間だったらどうでしょう。
直径50センチの穴が直径5センチの穴になれば、
100分の1の面積になりますから、埃、花粉などは
100分の1しか入りません。
気密性が高く空気の出入りが少ないので、
冬は暖かく、夏は涼しいということになります。
断熱だけでなく気密性を高めておくことが、
冬は暖かく、夏は涼しい快適な家づくりのポイントです。